STD防止対策
STD防止対策

世代を問わず蔓延しているSTDは、まず自らの意志で掛からないようにする事が大切です。

梅毒と致死率

梅毒はスピロヘータの一種である梅毒トレポネーマによって引き起こされる慢性の感染症で、性行為やそれに準ずる性的接触によって皮膚や粘膜から感染する性病ののうちの一つです。
性行為以外にも母子感染や輸血が原因の感染もあります。

日本での陽性率は1978年から1999年にかけては1~2パーセントの間を推移し、潜在的な感染例は減少していません。
また陽性例の80パーセント近くは60歳以上でした。

症状は感染部分に小さな硬いしこりが出来た後、ただれていきます。
感染してからおよそ3か月程経つと全身に赤いしみのような斑点が出来ます。
この斑点は治療しなくても1か月程で消えますが、抗生物質で治療しない限りトレポネーマは体内に残っています。
さらにこのまま治療をせずに何年も放置すると皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍が出来、最終的に多くの臓器に腫瘍が発生し、脳・神経・脊髄を侵され麻痺性痴呆や脊髄痩を起こし死に至ります。

梅毒と致死率については、現在の先進国においては、抗生物質の発達により重症化して死亡するケースは稀です。

妊娠中の女性が感染していると胎盤を通じて胎児にも感染し、流産や手足・皮膚・内臓に障害を持つ先天性梅毒にかかる危険性もあります。
梅毒の検査は母子健康法によって妊娠初期に行う事が定められ、この検査で万が一母体の感染が判明した場合には早急に抗生物質を用いて治療します。